大日本印刷株式会社 蕨工場 に対する格付け符号「AAAis」の付与について
株式会社アイ・エス・レーティング(東京都港区、代表取締役社長 中村哲史)は、7月20日、印刷業界に対する格付けとしては初めて、大日本印刷株式会社(東京都新宿区、社長:北島義俊 以下DNP)の「蕨工場における情報処理サービスに関わる設計・開発及び製造」に情報セキュリティ格付「AAAis」(トリプルA)を付与しました。
DNPは、情報セキュリティおよび個人情報保護を経営の重要課題のひとつとして捉え、体制の強化や社員教育などを通じて、厳密な管理の維持・継続に取り組まれています。
蕨工場は、1972年に設立され、個人情報を含む大量のデータ処理を行い、パーソナルメールなどを製造・発行する業務を行っています。そのため、情報漏えいなどへの徹底した対応が求められることから、自社における高度な情報セキュリティに関わる体制・制度・設備の整備と共に、「ISO9001規格」、「ISO27001規格」、「プライバシーマーク」の取得および、多数の委託元からの外部審査などが実施されており、継続的に是正改善がPDCAサイクルに基づき行われる非常にレベルの高いマネジメントシステムが構築されています。
また、設計・開発から製造に至る各業務プロセスにおいて、組織と役割を機能分離し、二重三重の相互けん制の働く仕組み作りを構築するなど、悪意ある内部者に対しても有効な対策を行っています。
当社としては、本格付スコープにおける情報セキュリティレベルは高水準にあると判断し、今回、情報セキュリティ格付「AAAis」を付与したものです。
この格付符号は、17段階の中で最高位の符号であり、常時、リスクをモニタリングし、即時に柔軟な対応ができる対策を織り込んでいると共に、新たな脅威に迅速に対応し、高水準の管理状態を維持、発展させていることから、リスク耐性は極めて高く、多くの優れた要素があることを意味します。
DNP「蕨工場における情報処理サービスに関わる設計・開発及び製造」の格付結果は、以下の通りです。
【格付結果】
企業名 | 大日本印刷株式会社 |
---|---|
格付の種別 | 情報セキュリティ格付 |
格付IDコード | 10000270107C1001 |
格付スコープ | 蕨工場における情報処理サービスに関わる設計・開発及び製造 |
格付対象 | IPS事業部 システム開発本部/製造本部 におけるIPS(Information Processing Services)関連部門 |
想定リスク | 情報漏えい |
格付符号 | AAAis(トリプルA) |
有効期間 | 2010年7月20日から2011年7月19日まで(交付日から1年間) |
※大日本印刷株式会社に対する格付けサマリーをご覧いただけます。PDFファイル
本件に関するお問い合わせ
株式会社アイ・エス・レーティング 企画部
電話: 03-6430-0470
E-mail:ISR@israting.com